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厚生労働省から、鳥インフルエンザが突然変異して、人から人へと感染するようなウィルスが生まれたときのガイドライン案が発表された。

個人的に気になったのは、
「感染者を隔離したうえ、その地域の住民の行動を制限して感染の拡大を抑えること」
が盛り込まれていること。

確かに、拡大を防ぐには必要なことなのだろうが、
もしかすると映画『バイオハザード』のように、"正常"な人たちも、感染した村から出ることができず、結局いずれインフルエンザにかかって、どうすることもできずに死んでいかねばならない、
というような状況になることを想像してしまう。


 患者の発生地域で住民の移動を制限するのは、ウイルスの他地域への拡散を防ぐためで、多くの人命を奪い社会的パニックをもたらすとされる新型インフルエンザ対策としては当然の措置だ。しかし、個人の行動を大幅に規制するにもかかわらず、ガイドライン案は法的根拠を示せなかった。


livedoor ニュース - [新型インフルエンザ]対応まとめたガイドライン案 厚労省

とあるが、隔離される側としては「当然の措置」でもなんでもない。
どんな法的根拠があろうと、感染した村から出ることができない、なんて真っ平ごめんだろう。


ここに法律の限界がある。同時に、人間存在というものの愚かさも感じる。


使えなくなった部品は、廃棄しなければならない。
だが、捨てられる側としても、ただ捨てられるのでは納得がいかないから、合理的な理由をつける、ということだろうか。

まったく、愚かといえば愚かなものだ。
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